フリオ リャマサーレス(英語表記)Julio Llamazares

現代外国人名録2016 「フリオ リャマサーレス」の解説

フリオ リャマサーレス
Julio Llamazares

職業・肩書
詩人,作家

国籍
スペイン

生年月日
1955年

出生地
レオン県ベガミアン村

学歴
マドリード大学法学部卒

受賞
ホルヘ・ギリェン賞「雪の思い出」

経歴
スペイン北部レオン県のベガミアン村で生まれ、2年後に同じレオン県の鉱山町オリェーロスに移り、幼少年時代を過ごす。マドリード大学法学部を卒業して弁護士となるが、ほどなくジャーナリスト転身。早くから詩人として知られ、「のろい雄牛」などを発表し、「雪の思い出」でホルヘ・ギリェン賞を受賞。その後散文作品に移行する。1985年初の長編小説「狼たちの月」を発表し、注目を集める。’88年には「黄色い雨」を刊行、海外でも高い評価を集め、日本でも2005年に翻訳され、大きな反響を呼んだ。紀行文、エッセイ集なども執筆。他の著書に「無声映画のシーン」など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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