フランス領赤道アフリカ(AEF)(英語表記)Afrique Equatoriale Française

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

フランス領赤道アフリカ(AEF)(フランスりょうせきどうアフリカ)
Afrique Equatoriale Française

中部アフリカコンゴガボン,中央アフリカ,チャドが1910~60年の間,フランス植民地として一元的に呼ばれた呼称総督府はコンゴのブラザヴィル。第二次世界大戦中,フランスはヨーロッパ戦線で敗れていたが,AEFはド・ゴール将軍率いる自由フランス政府側にとどまり,連合軍による北アフリカ,中東作戦の中継基地として重要な役割を果たした。60年,4植民地はおのおの独立したが,経済,関税同盟などをとおして緊密な関係を保持している。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報