フランシスコ アヤラ(英語表記)Francisco Jose Ayala

現代外国人名録2016 「フランシスコ アヤラ」の解説

フランシスコ アヤラ
Francisco Jose Ayala

職業・肩書
生物学者,遺伝学者 カリフォルニア大学アーバイン校教授

国籍
米国

生年月日
1934年3月12日

出生地
スペイン・マドリード

専門
生物学, 生態学, 進化生物学

学歴
マドリード大学,コロンビア大学

学位
Ph.D.

資格
米国科学アカデミー会員, 米国芸術科学アカデミー会員

受賞
米国国家科学賞〔2001年〕

経歴
1964〜65年ロックフェラー大学準研究員、’65〜67年プロビデンス・カレッジ助教授、’71〜87年カリフォルニア大学デービス校遺伝子学助教授・教授、’87〜89年カリフォルニア大学アーバイン校生物学教授を経て、’89年から同大学生物科学ドナルド・ブレン教授。2003年からユニバーシティ教授。進化学会会長、ヒトゲノム・プロジェクト審議会顧問も務める。著書に「Studies in the Philosophy of Biology」(1974年)、「Evolution」(’77年)、「Modern Genetics」(’84年)、「キリスト教進化論と共存できるか?ダーウィンと知的設計」など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「フランシスコ アヤラ」の解説

フランシスコ アヤラ
Francisco Ayala


1906 -
スペインの小説家。
グラナダ生まれ。
法律と哲学をマドリード大で学び、1929年ドイツに留学。留学中リルケやトーマス・マン等の作品を翻訳。’30年帰国し、社会学をマドリード大で講じた。市民戦争のためブエノス・アイレス亡命。その後米国に移住し、シカゴ大で講義。主な作品には亡命者の苦悩をにじませた「小羊の頭」(’49年)や、ユーモアラテンアメリカのある独裁者を描いた「屠殺」(’59年)等がある。短編作家としても優れた素質を示し、エッセイの分野では知識人の責任を問うた「世界の理性」(’44年)等がある。他に「スペイン戦争と文学」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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