日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 フランケンシュタイン(Georg von und zu Franckenstein)ふらんけんしゅたいんGeorg von und zu Franckenstein(1825―1890) ドイツの政治家。南ドイツのバイエルン邦政界の有力者の1人。1872年から死去するまでドイツ帝国議会中央党議員を務め、1875年から10年以上議会副議長の地位にあった。ドイツ帝国の連邦制的構造の保持、各邦の権利を主張し、1879年の帝国税制改定の際、一定額を超える帝国政府の収入を各邦に配分することを定めたいわゆる「フランケンシュタイン条項」を盛り込んだことで知られる。[木村靖二] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例