フューム

デジタル大辞泉 「フューム」の意味・読み・例文・類語

フューム(fume)

ヒューム

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「フューム」の解説

フューム
フューム
fume

固体物質の加熱による昇華や,大気中での化学反応結果生じる固体微粒子よりなる煙.粒子の大きさは1 μm 以下.ただし,発煙硫酸発煙硝酸,濃アンモニア水から出る液体微粒子からなる煙も習慣的にフュームとよばれる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のフュームの言及

【大気汚染】より

…大気汚染発生源の多様化により,重金属,放射性物質,各種化合物塩類,錯塩,キレートなどが含まれるようになり,肺の深部まで到達する。 フュームfume融解した物質が酸化などの化学反応や揮発によって核となり,気体状大気汚染物質が凝縮してエーロゾルとなったもの。 ミストmistもやのこと。…

※「フューム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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