旺文社世界史事典 三訂版 「フォール(エドガー)」の解説
フォール(エドガー)
Edgar Faure
フランスの政治家
パリで弁護士を開業し,第二次世界大戦が勃発すると,ド=ゴールのロンドン亡命政権に参加して対独レジスタンス運動を行った。戦後,ニュルンベルク裁判では,フランス副代表をつとめた。1946年下院議員となり,52年1月,43歳の若さで首相となったが,増税法案をめぐる紛糾 (ふんきゆう) でわずか40日間で倒れた。1955年2月,再び首相となり,ジュネーヴ4巨頭会談を行った。
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