フェザー(英語表記)feather

翻訳|feather

精選版 日本国語大辞典 「フェザー」の意味・読み・例文・類語

フェザー

〘名〙 (feather)
① 鳥の羽根。羽毛
※漫才読本(1936)〈横山エンタツ〉あきれた連中相手がフェザア選手権を持ってゐるブラックといふ拳闘選手であることを知った」

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デジタル大辞泉 「フェザー」の意味・読み・例文・類語

フェザー(feather)

鳥の羽。羽毛。
[類語]羽毛ダウン

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フェザー」の意味・わかりやすい解説

フェザー
feather

鳥類の羽,羽毛を用いた羽飾りのこと。服飾では帽子,結髪,衣服,扇などの装飾に用いる。プルーム plumeと同義。西洋では古代エジプト以来,男女ともに頭飾りとして愛用されたが,19世紀以降おもに女性用となった。 20世紀は 30年代を過ぎると婦人帽も単純化し,フェザーの装飾はあまりみられなくなり,夜会服のような特殊な場合の髪飾り,ドレスの装飾に限られるようになった。ダチョウ,ヤマサギ,シラサギアオサギ,ミサゴ,カンムリバト,カイツブリ,雄鶏,コウノトリ,ゴクラクチョウなどの羽毛を用いる。

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世界大百科事典(旧版)内のフェザーの言及

【羽毛】より

…このため多くの鳥でさまざまの飾羽(かざりばね)や冠羽が発達している。【森岡 弘之】
[羽毛の利用]
 人間が生活面でおもに利用しているのは正羽(フェザー)と綿羽(ダウン)で,形,色調,模様の美しいクジャクやダチョウ,キジ,ゴクラクチョウなどのフェザーは,紀元前のエジプト,バビロニアなどで,また南北アメリカ・インディアンの間で王室や権力の象徴として王冠,頭飾,ケープ,扇などに使用された。ヨーロッパでも15世紀ころから男女とも帽子の装飾,髪飾,襟巻,衣服の縁どりなどに用いられている。…

※「フェザー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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