日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 フィリップス(John Phillips)ふぃりっぷすJohn Phillips(1800―1874) イギリスの古生物学者。ウィルトシャーで生まれる。「層序学の父」といわれるW・スミスの甥(おい)にあたる。スミスの手ほどきを受け地質学の道に入った。1824年にヨーク博物館の展示を担当してから、ロンドン、ダブリン、オックスフォードの各博物館の展示を委任され、1834年にはキングズ・カレッジ、1856年にはオックスフォード大学の地質学教授に任命されている。化石の変化に基づいて、1841年に初めて「古生代、中生代、新生代」の名称を提唱した。[大森昌衛][参照項目] | スミス | 地質時代 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例