ファーディナン・E. ビュイッソン(英語表記)Ferdinand Edouard Buisson

20世紀西洋人名事典 の解説

ファーディナン・E. ビュイッソン
Ferdinand Edouard Buisson


1841 - 1932
フランスの教育学者,教育行政家。
元・パリ大学ソルボンヌ校教授。
パリ生まれ。
独学哲学の教授資格を取得。自由主義的思想のために皇帝への宣誓を拒否してスイスに亡命していたが、普仏戦争が始まるとパリに戻り戦争孤児収容所を開設した。1871年にパリ市初等教育視学官になり、1879年には文部省の初等教育局長、1896年にはソルボンヌで教授となった。1902年以降急進社会党の代議士となり教育、平和、慈善事業などに尽くし、’27年にはノーベル平和賞を受賞した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android