ファーストフード

デジタル大辞泉 「ファーストフード」の意味・読み・例文・類語

ファースト‐フード(fast food)

《「ファストフード」とも》ハンバーガー・ホットドッグなど、素早くできる手軽な食品、また食事

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精選版 日本国語大辞典 「ファーストフード」の意味・読み・例文・類語

ファースト‐フード

〘名〙 (fast food) ハンバーガー、ドーナツなどのように素早く供することができる、手軽な食事。

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百科事典マイペディア 「ファーストフード」の意味・わかりやすい解説

ファーストフード

待たずに食べられる簡単な食品のこと。持ち帰りもできる。アメリカではハンバーガーやフライドチキンなどを扱うファーストフードの店がチェーン店形式で展開されているが,日本でも1969年に飲食業が100%自由化されると,ケンタッキーフライドチキンミスタードーナツマクドナルドといった外国資本のファーストフード店が続々と開店した。最近では商品も多様化し,車に乗ったまま食品を買えるドライブスルーという形式を取り入れている店もある。
→関連項目外食産業小児成人病スローフード

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ファーストフード」の意味・わかりやすい解説

ファーストフード
fast food

すばやく準備でき,ただちに食べることのできる食品。購入,保管調理などの利便性を高めたコンビニエンス食品や,軽食間食に供するスナック食品などと一義的には同じ範疇に属する場合がある。牛丼や立ち食いそばなどをはじめ,ピザ,フライドチキン,ハンバーガーなどがある。一部大規模企業による寡占化が進んでいる。

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栄養・生化学辞典 「ファーストフード」の解説

ファーストフード

 短時間で供される料理

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世界大百科事典(旧版)内のファーストフードの言及

【飲食業】より

… 飲食需要は増勢にあるが,小規模零細企業から成り立っているため,(1)材料費と人件費の比率がコストの80%を占める,(2)品質,サービスが不安定である,という問題がある。こうした状況下で1969年飲食業が自由化100%業種に指定され,以後アメリカを中心とするファーストフードfast foodsの外国資本が日本に続々と進出してきた。すなわち,70年3月ケンタッキー・フライド・チキンが日本万国博覧会(大阪)に実験店を出し,71年4月にはミスタードーナツ,同年7月には日本マクドナルドが三越銀座店に,それぞれ1号店を出し,以後チェーン展開によって急速に増加した。…

【外食】より

… ただし,こうした食事形態を総称して外食と呼ぶようになったのは,41年4月戦時下食糧統制の一環として,米穀配給通帳制とともに外食券制が実施され,ちまたに外食券食堂の表示が見られるようになってからのことである。第2次大戦後,60年代の高度成長期に入ると,雇用増大などの要因もあって外食人口は急増し,70年代に入るとハンバーガー,フライドチキン,ドーナツなどのいわゆるファースト・フードのアメリカ資本の日本上陸が行われ,その刺激によってファミリー・レストランその他の外食産業が隆盛をきわめるようになり,食生活に対する日本人の意識にも大きな変化が見られるようになった。飲食業【高田 公理】【鈴木 晋一】。…

※「ファーストフード」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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