ファランジュ(読み)ふぁらんじゅ

世界大百科事典(旧版)内のファランジュの言及

【女性解放】より

…それは第1に,社会主義のなかでとりあげられた。フーリエは《四運動の理論》(1808)を書き,共同社会ファランジュを建設して女性を解放しようとし,サン・シモン主義者は一対の男女を社会的個人とすることによって,男女平等を実現しようとした。マルクス主義ではエンゲルスが《家族,私有財産,国家の起源》(1884)を,ベーベルが《女性と社会主義》(初版1879,第50版1910)を発表し,女性史の記述を通して社会主義による女性の解放を説いた。…

※「ファランジュ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android