ピーター ドライスデール(英語表記)Peter Drysdale

現代外国人名録2016 の解説

ピーター ドライスデール
Peter Drysdale

職業・肩書
経済学者 オーストラリア国立大学名誉教授・東アジア経済研究所所長

国籍
オーストラリア

生年月日
1938年

出身地
ニューサウスウェールズ州

専門
国際貿易, 国際経済政策, 日本経済

学歴
ニューイングランド大学経済学部卒

学位
経済学博士(オーストラリア国立大学)

勲章褒章
勲三等旭日中綬章(日本)〔2001年〕

受賞
アジア太平洋賞(第1回)〔1989年〕「国際経済の多元主義

経歴
1965年と’73年一橋大学に研究員として在籍。’81年よりオーストラリア国立大学教授。のち、同大名誉教授・東アジア経済研究所長。アジア各国の有識者が寄稿するブログ、「East Asia」を主宰。アジア太平洋経済協力会議(APEC)提唱者の一人で、学術的な見地からAPECの発足と発展に大きな貢献をした。’89年11月太平洋圏経済の現状と未来像を多角的に分析した著書「国際経済の多元主義―東アジアと太平洋の経済政策」で第1回アジア・太平洋賞を受賞した。ほかに「日豪の社会と相互作用」「アジア太平洋の多元経済外交」、共著に「オーストラリアの鉱物資源」(’77年)がある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 の解説

ピーター ドライスデール
Peter Drysdale


1938 -
オーストラリアの経済学者。
オーストラリア国立大学勤務,元・一橋大学研究員,豪日研究センター所長。
国際貿易や国際経済政策、日本経済と経済政策を専門とするオーストラリアの経済学者。1965年、’73年に来日し、一橋大の研究員として活躍。オーストラリア国立大にも在籍する。「オーストラリアの鉱物資源」(’77年)等の著書がある。89年「国際経済の多元主義―東アジアと太平洋の経済政策」で第一回アジア・太平洋賞を受賞。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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