ピース

精選版 日本国語大辞典 「ピース」の意味・読み・例文・類語

ピース

(peace)
[1] 〘名〙 平和。講和
読売新聞‐明治三九年(1906)一一月二四日「而も此の半面に於て、ピースの声は又時代の要求によりて世界に唱道し来れり」
[2] 第二次世界大戦直後の昭和二一年(一九四六)一月から発売されている両切りタバコ銘柄。同四〇年からフィルター付きも発売された。

ピース

〘名〙 (piece)
断片。片。部分。〔外来語辞典(1914)〕
② (一編の作品の意から) 特に音楽で小品、小曲の一編だけを記入、また印刷した楽譜。たとえばピアノ‐ピースなど。

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デジタル大辞泉プラス 「ピース」の解説

ピース

バラの園芸品種名。木立ち性、黄色の地に淡いピンク色の覆輪が入る大輪の花をつける。四季咲き。作出国はフランス。20世紀を代表する品種のひとつとして、多くの品種の交配親となっている。つる性の枝変わり品種に「つるピース」がある。

ピース

愛媛県伊予郡砥部町、愛媛県立とべ動物園で飼育されているホッキョクグマメス。1999年12月生まれ。生後すぐから人工哺育が行われた。

ピース

JT製造、販売するタバコのブランド。タール、ニコチン量が異なる10本入り、20本入り、50本入りのほか、「ライト」などがある。

ピース

米国の作家ジーン・ウルフの長編SF(1975)。原題《Peace》。

ピース

三菱鉛筆株式会社の油性マーカーの商品名。詰め替え式。

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デジタル大辞泉 「ピース」の意味・読み・例文・類語

ピース(peace)

平和。また、講和。和睦
ピースサイン」の略。また、ピースサインを示すこと。感動詞的にも用いる。
[補説]2は日本語での用法。
[類語](1平和和平太平昌平安寧静寧講和和戦

ピース(piece)

部分。小片。また、一組み・一そろいのものの一品。助数詞としても用いる。「ツーピースの水着」「六ピースの洋食器」

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