ビーム管(読み)ビームカン

デジタル大辞泉 「ビーム管」の意味・読み・例文・類語

ビーム‐かん〔‐クワン〕【ビーム管】

電子流がビーム状に動作するように電極を配置した電子管。電力増幅用のビーム出力管など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「ビーム管」の意味・わかりやすい解説

ビーム管【ビームかん】

ビームパワー管の略。電力増幅用真空管陽極からの二次電子放出抑制するため,ビーム形成電極を遮蔽(しゃへい)格子外側に設け,電子流をビーム状にしたもの。動作範囲が広くなり,ひずみも少なくなる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android