ビャクダン油(読み)びゃくだんゆ

世界大百科事典(旧版)内のビャクダン油の言及

【ビャクダン(白檀)】より

…仏像,美術彫刻,小箱,櫛(くし)など小細工物,数珠などに賞用され,また薫香,抹香,線香の材料とする。心材や根材を水蒸気蒸留して得られるビャクダン油sandal oilは,主成分としてセスキテルペンアルコールのサンタロールsantalolを含有し,薬用やセッケンなど化粧品の賦香料とする。なお,〈栴檀(せんだん)は双葉より芳し〉の栴檀はビャクダンのことで,センダン科のセンダンではない。…

※「ビャクダン油」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」