ビビエナ(読み)びびえな

世界大百科事典(旧版)内のビビエナの言及

【イタリア演劇】より

…15世紀末から16世紀初頭にかけてフィレンツェを中心に喜劇やファルスを書く多くの作家が現れた。ドビツィBernardo Dovizi(1470‐1520),通称ビビエナBibbienaという枢機卿(すうききよう)の書いた作品で,双子や変装による取違えを扱った《ラ・カランドリア》(1513ころ)は,そうしたルネサンス期の古典喜劇の再評価の風土から生まれてきた戯曲である。《狂えるオルランド》という長編の英雄物語詩を書いたL.アリオストは,本格的な形式を備えた戯曲を書いた最初の劇作家である。…

※「ビビエナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android