ビテブスク(英語表記)Vitebsk

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビテブスク」の意味・わかりやすい解説

ビテブスク
Vitebsk

ベラルーシ北部,ビテブスク州州都。首都ミンスクの北東約 220km,西ドビナ川にのぞむ。 1021年の記録に現れ,砦をもつ交易都市として発展。 1320年にリトアニア,のちポーランドの所領となり,1772年ロシア領となった。北方戦争ナポレオン戦争,第2次世界大戦で多くの被害を受けた。主要工業は繊維 (絨毯,絹,メリヤス,靴下) ,皮革,機械 (工作機械,電子測定器具,ラジオ部品,時計部品) ,食品 (油脂製粉食肉) ,木材加工,建設資材などの工業である。教育,医科,軽工業などの大学,郷土博物館がある。鉄道,ハイウェーの分岐点。人口 36万 1500 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android