日本大百科全書(ニッポニカ) の解説
ヒース(Edward Richard George Heath)
ひーす
Edward Richard George Heath
(1916―2005)
イギリスの政治家。大工の家に生まれ、奨学金でオックスフォード大学を卒業。1950年保守党下院議員となった。保守党院内総務を務めたのち、マクミラン内閣で労働相、国璽尚書(こくじしょうしょ)を歴任、ヨーロッパ経済共同体(EEC)への加入交渉にあたった。1965年保守党党首となり、1970年の総選挙で勝利して首相に就任、ヨーロッパ共同体(EC)加入を実現した。1974年の総選挙で敗れて首相の座から退き、1975年には党首選でサッチャーに敗北した。1992年ナイトに叙された。2001年政界を引退。
[木畑洋一]
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