ヒメフラスコモ(読み)ひめふらすこも

世界大百科事典(旧版)内のヒメフラスコモの言及

【フラスコモ】より

…車軸藻植物の中で,雌性生殖器官に10個の小冠細胞をもち,節間部に皮層がなく,そして叉(さ)状に分枝する小枝をもつ仲間をフラスコモ属という。皮層がないため,節間細胞が長くて太い種類(例えばヒメフラスコモN.flexilis Ag.)は,細胞生理学のよい実験材料となった。この属は日本全国で約40種が知られ,代表的なものにヒメフラスコモのほか,チャボフラスコモN.acuminata Braun var.capitulifera Imahori,ハデフラスコモN.puchella Allen,オトメフラスコモN.hyalina Ag.,ナガフラスコモN.orientalis Allenなどがあり,水田,池,湖沼などに生育する。…

※「ヒメフラスコモ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android