ヒイラギナンテン(柊南天)(読み)ヒイラギナンテン(英語表記)Mahonia japonica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ヒイラギナンテン(柊南天)
ヒイラギナンテン
Mahonia japonica

メギ科の常緑低木で,トウナンテンともいう。中国,台湾原産で観賞用として庭園に植えられる。幹は直立し高さは 1mぐらいになる。革質で厚い羽状葉をつけ,小葉の縁にはヒイラギの葉のような大きな歯牙があり,その先はとげになる。春に,黄色の花の総状花序をやや下向きにつける。液果は熟すると濃い紫色となり,表面白粉をかぶる。

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