パーボイルドライス

改訂新版 世界大百科事典 「パーボイルドライス」の意味・わかりやすい解説

パーボイルドライス
parboiled rice

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

栄養・生化学辞典 「パーボイルドライス」の解説

パーボイルドライス

 もみ米状態で,コメを蒸して乾燥したあととう精したもの.糖のビタミン胚乳に移行する,デンプン糊化により米粒が砕けにくくなる,などの長所がある.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のパーボイルドライスの言及

【強化米】より

…最近,精米にビタミンB1,B2だけでなく,さらにナイアシン,ビタミンB6,パントテン酸,ビタミンEなどのビタミンおよびカルシウム,鉄を添加した新強化米が発売された。 外国の強化米の一つにパーボイルドライスparboiled riceがある。この米はインド,ミャンマー,パキスタン,中近東,アフリカの一部などで古くから常食されている。…

【ワイマール共和国】より

…ブリューニングは,31年12月の第4次緊急令を頂点とするデフレ政策によって,恐慌克服と賠償問題の解決をはかったが,かえって恐慌の激化と民衆の過激化を招き,支配層右派の勢力増大の前に32年5月挂冠した。 続くパーペン内閣の下で,すでに30年9月の国会選挙で一大飛躍を遂げていたナチスは,32年7月の国会選挙において断然第一党となり,議会制民主主義と既成ブルジョア政党に絶望した中間層大衆の一大結集点となった。カトリック教徒は中央党への信頼を保持したが,労働者階級は社会民主党と共産党への分裂を深めた。…

※「パーボイルドライス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」