パリ港(読み)ぱりこう

世界大百科事典(旧版)内のパリ港の言及

【セーヌ[川]】より

… 勾配がゆるやかなこと,水量が豊かで安定していることから,セーヌ川は水運に重要な役割を果たし,とくにルーアンからモントローまでは川に並行する運河もつくられて,3000トンまでの船の航行が可能である。パリのやや下流にあるパリ港はフランス第1の河港であり,ルーアン,ル・アーブルも河港としてパリ港に次ぐ重要性をもつ。しかし上流部では,運河によってソーヌ川,ロアール川と結ばれているものの,水門が多く水路も狭いためにその利用価値は限られている。…

※「パリ港」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」