パク・セヨン(朴世永)(読み)パク・セヨン(英語表記)Pak Seyǒng

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パク・セヨン(朴世永)」の意味・わかりやすい解説

パク・セヨン(朴世永)
パク・セヨン
Pak Seyǒng

[生]光武6(1902).7.7. ソウル
[没]1989.2
朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮) の詩人,児童文学者。 1925年のカップ創立参画。処女作『海辺乙女』 (1925) を発表して詩人として認められ,詩集『岩つばめ』 (1937) を出した。 1945年の解放後,1946年ソウルから北朝鮮に渡って詩作に励み,詩集『真理』 (1947) を出し,北朝鮮文学芸術同盟書記長を務め,北朝鮮の国歌作詞 (1947) 。『勝利のラッパ』 (1953) ,『朴世永詩選集』 (1956) などの詩集があり,抒情豊かな作品が多い。

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