パイロット・カッター(読み)ぱいろっとかったー

世界大百科事典(旧版)内のパイロット・カッターの言及

【ヨット】より

…イギリスで初めてクルージング専門のヨットクラブが設立されたのが1880年,アメリカのスローカムJoshua Slocum(1844‐1910ころ)の単独世界周航が1895‐98年である。 このような航海に使うヨットは帆走漁船か水先案内船(パイロット・カッター)の中古が多く,新造するときもこれらの経験豊かな実用船の構造をまねた。当時の水先案内は四季を問わず沖合で入港船を待ち受け,船がくると早いもの勝ちで水先案内を買って出て移乗するというものだったから,耐航性と優れた帆走性能が必要であった(図2)。…

※「パイロット・カッター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android