日本大百科全書(ニッポニカ) 「バート・クロイツナハ」の意味・わかりやすい解説 バート・クロイツナハばーとくろいつなはBad Kreuznach ドイツ西部、ラインラント・プファルツ州の温泉保養都市。人口4万3200(2000)。ライン川左岸の支流ナーエ川とエラーバハ川との合流点に位置し、集落の起源は紀元前にさかのぼる。19世紀に発見された放射性食塩泉は、ナーエ川の中の島にある。ラインヘッセンのブドウ栽培地域の中心都市で、国立・州立の農業試験場やブドウ・果樹試験場のほか、各種司法行政機関や学校も多い。市街北東部には、鉄鋼、機械、車両、ゴム、電気、光学などの工業が集中している。[朝野洋一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例