バーッタ派(読み)ばーったは

世界大百科事典(旧版)内のバーッタ派の言及

【クマーリラ】より

…前者は不知を無の知識手段としたが,後者はそれを認めなかった。前者からはバーッタ派が,後者からはグル派が形成された。【宮元 啓一】。…

【プラバーカラ】より

…この学派の根本経典《ミーマーンサー・スートラ》に対する注釈書《シャバラ・バーシヤ》に,さらに《ブリハティー》という注釈書を著した。ほぼ同時代にこの学派で活躍したクマーリラとは多くの点で見解を異にし,このため,ミーマーンサー学派は,これ以降,クマーリラ派(バーッタ派)とプラバーカラ派(グル派)とに分裂した。哲学上の問題としては,クマーリラが否定したバイシェーシカ学派の〈内属〉という関係をプラバーカラは認めた。…

※「バーッタ派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android