バンク(読み)ばんく

ASCII.jpデジタル用語辞典 「バンク」の解説

バンク

メモリーを管理するときの単位となるブロックをバンクと呼ぶ。メモリーの増設単位を指すことが多い。メインメモリーを例にとると、486のシステムでは外部データバスが32ビットなので、30ピンSIMMだと4枚、72ピンSIMMだと1枚で1バンクとなることが多い。Pentiumなら64ビットデータバスなので、30ピンSIMMが8枚、72ピンSIMMが2枚で1バンクとなる。またメモリーシステムで2ウェイ・インターリーブを行なう場合、1バンク当たりのSIMM枚数は上記の2倍になる。

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岩石学辞典 「バンク」の解説

バンク

(1) この語は層位学的には挟まっている厚い密着した層に使用された[Parkinson :1804, Hatch : 1888].(2) 粒がレンズ状に集まりsand bankになる.破砕された生物体で骨格状の石灰岩堆積物が形成されること[Bissell & Chilingar : 1967].(3) 堆(たい)と訳し,岩質でない大洋中の小隆起をいい,洲や礁に比べて深い所にあるもの.航海に危険を生じることはない[渡辺編 : 1935].

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精選版 日本国語大辞典 「バンク」の意味・読み・例文・類語

バンク

〘名〙 (bank)
大陸棚にある小さい隆起。堆(たい)。また、海の州。浅瀬
競輪場などの、カーブに沿って外周を高くした走路
※安吾新日本地理(1951)〈坂口安吾道頓堀罷り通る「金網をはってバンク内への乱入を防げ」
飛行機が、合図などのために翼を左右に傾けること。また、旋回中の機体の左右の傾き

バンク

〘名〙 (bank) 銀行。
※西洋旅案内(1867)〈福沢諭吉〉上「英吉利の為替屋(バンクといふ)の手形を買ふ」

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デジタル大辞泉 「バンク」の意味・読み・例文・類語

バンク(bank)

土手堤防
競輪場などで、カーブに沿って外側を高くした傾斜面。また、そのような走路。
飛行機の横傾斜。旋回などの際の機体の傾き。
海底にある平らな隆起部。たい

バンク(bank)

銀行。「メーンバンク
貴重なものを蓄えておく所。「アイバンク」「データバンク
[類語]金庫銀行公庫

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デジタル大辞泉プラス 「バンク」の解説

バンク

茨城県取手市で主に活動する地域キャラクター。2007年登場。ウサギ少年。取手競輪場のイメージキャラクターとして制作。東京藝術大学がデザインを監修。

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パラグライダー用語辞典 「バンク」の解説

バンク

ターンする際、左右の機体の傾き。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「バンク」の意味・わかりやすい解説

バンク
ばんく

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世界大百科事典内のバンクの言及

【海底地形】より

… 尖礁pinnacle高い塔状か,尖った柱状の岩やサンゴをいい,頂上は孤立しているか嶺をなしている。 堆bankバンクともいう。海底の高まりで,その上の水深は比較的浅いが,ふつうは海上航行の安全には十分な深さを有する。…

【堆】より

…比較的浅い海底の高まりで,海上航行には十分な深さを有するもの。バンクともいう。海底物質は岩でも堆積物でもよい。…

※「バンク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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