バル・ル・デュク(読み)ばるるでゅく(英語表記)Bar-le-Duc

日本大百科全書(ニッポニカ) 「バル・ル・デュク」の意味・わかりやすい解説

バル・ル・デュク
ばるるでゅく
Bar-le-Duc

フランス北東部、ムーズ県の県都。パリの東231キロメートル、マルヌ・ライン運河沿いに位置する。バル・ル・デュックともいう。人口1万6944(1999)。霊廟(れいびょう)と骸骨(がいこつ)の像(リジエ・リッシャーLigier Richier(1500?―1567)作)で知られるサンテティエンヌ教会ロマネスク様式のノートルダム教会がある。行政商業の中心で、工業はわずかだが鉄鋼業綿織物が知られる。

[大嶽幸彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android