バラス(英語表記)Barras, Paul-François-Jean-Nicolas, Vicomte de

デジタル大辞泉 「バラス」の意味・読み・例文・類語

バラス

バラスト3」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「バラス」の意味・読み・例文・類語

バラス

〘名〙 (「バラスト」の略) =バラスト③〔舶来語便覧(1912)〕
生活探求(1937‐38)〈島木健作〉二「バラスが路面にはみ出してゐるやうな道なので」

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バラス」の意味・わかりやすい解説

バラス
Barras, Paul-François-Jean-Nicolas, Vicomte de

[生]1755.6.30. プロバンス,フォックスアンフー
[没]1829.1.29. パリ
フランスの政治家。テルミドール派の指導者。プロバンスの貴族の家に生れ,1789年までインドでの対イギリス戦に従軍。 92年バール県選出の国民公会議員となり,国王ルイ 16世の死刑に賛成し,その後ツーロン攻囲に参加してナポレオン・ボナパルト (ナポレオン1世) を知った。 94年7月 27日,国民公会軍の司令官としてロベスピエール派を逮捕し (→テルミドール九日 ) ,バンデミエールのクーデターでは副官にナポレオンを任命。しかしナポレオンはブリュメール十八日の成功後はバラスを信用せず,バラスは 1810年フランス退去の命令を受けてローマ亡命。王政復古により帰国。「王殺し」の一人ではあったが国外追放を免れた。著書『回想録』 Mémoires (1895) 。

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ダイビング用語集 「バラス」の解説

バラス

死んだサンゴ虫残骸のこと。南の島の砂浜でよく目にする小さな穴が無数に開いた骨のような個体。これがたくさん積もって出来たのがバラス島。

出典 ダイビング情報ポータルサイト『ダイブネット』ダイビング用語集について 情報

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