バビロニア王国(読み)バビロニアおうこく

精選版 日本国語大辞典 「バビロニア王国」の意味・読み・例文・類語

バビロニア‐おうこく ‥ワウコク【バビロニア王国】

バビロニアを支配した古代王国。セム族アムル人アモリ人)が紀元前二〇〇〇年ころ第一王朝を建て、六代目ハンムラビ王の時代(紀元前一八世紀)に全バビロニアを支配し極盛期に達した。また、「海の国」王朝(第二王朝)も一時バビロニアを支配したが紀元前一七世紀中葉にカッシート朝(第三王朝)に併合され、紀元前九世紀アッシリアに滅ぼされた。その後、紀元前七世紀カルデア人が新バビロニアカルデア王国)を建設、北シリアに発展してネブカドネザル二世のとき全盛期を迎えるが、紀元前五三九年ペルシアに攻略された。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「バビロニア王国」の解説

バビロニア王国
バビロニアおうこく

古バビロニア王国

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android