バックドア(読み)ばっくどあ

デジタル大辞泉 「バックドア」の意味・読み・例文・類語

バックドア(backdoor)

裏口。また、自動車テールゲートのこと。
コンピューターネットワークサーバーに設けられた不正アクセスのための出入り口クラッカー侵入コンピューターウイルスにより、ネットワーク管理者に気づかれないよう作られる。→バックドア型ウイルス
野球で、投手が投げる変化球軌道の一。外角のボールゾーンからストライクゾーンに入ってくるもの。→フロントドア3

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「バックドア」の解説

バックドア

クラッカーやウイルスホストに不正侵入をするために作る「裏口」のことを指す。クラッカーがホストへの侵入に成功すると、次回以降は同じ侵入手順を踏まずに再侵入を簡単にする目的で、再侵入専用のサーバープログラムをそのホストに保存する。そしてクラッカーはこのバックドアを使って何度も侵入し、攻撃の足がかりにする。ウイルスが何らかの方法で自動的にバックドアを設置するという手法もある。

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情報セキュリティ用語辞典 「バックドア」の解説

バックドア

不正侵入者が、一度マシンに侵入した後、再度このマシンへの侵入を試みる時の仕掛け。次回侵入のために裏口(バックドア)を仕掛けること。

出典 教育ネットワーク情報セキュリティ推進委員会(ISEN)情報セキュリティ用語辞典について 情報

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