バチカンの復活祭(読み)バチカンのふっかつさい

世界の祭り・イベントガイド 「バチカンの復活祭」の解説

バチカンのふっかつさい【バチカンの復活祭】

イタリアローマ市内にあるバチカン市国で開催される祭り。聖ペトロ広場で「復活の主日」のミサが行われ、教皇が広場に姿を見せ、世界に向かって祝福の言葉をおくる。◇復活祭は、キリスト教の最も重要な祭典である。最後の晩餐の後、ゴルゴタの丘十字架にかけられて亡くなったキリストが、3日目によみがえったことを祝う日である。世界中で記念行事が開催される。復活祭は「春分の日の後の満月の次の日曜日」と定められているため、祝日はいつと決まっていないが、3月か4月に開催される。復活祭は、英語では「イースター」(Easter)と呼ばれる。

出典 講談社世界の祭り・イベントガイドについて 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android