旺文社世界史事典 三訂版 の解説
ハールーン=アッラシード
Hārūn al-Rashīd
アッバース朝の第5代カリフ(在位786〜809)
内政を整備し,外交面では小アジアに侵入し,カール大帝(1世)とも使節を交換したとされ,アッバース朝の全盛期を築いた。文化のあらゆる面に才能と理解をもち,学問・芸術・科学などを保護してイスラーム文化の黄金時代を現出。『アラビアン=ナイト』に登場することでも有名。
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