ハールーン=アッラシード(英語表記)Hārūn al-Rashīd

旺文社世界史事典 三訂版 の解説

ハールーン=アッラシード
Hārūn al-Rashīd

763ごろ〜809
アッバース朝の第5代カリフ(在位786〜809)
内政を整備し,外交面では小アジアに侵入し,カール大帝(1世)とも使節を交換したとされ,アッバース朝の全盛期を築いた。文化のあらゆる面に才能と理解をもち,学問・芸術・科学などを保護してイスラーム文化黄金時代現出。『アラビアン=ナイト』に登場することでも有名。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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