ハーゲンベック

デジタル大辞泉 「ハーゲンベック」の意味・読み・例文・類語

ハーゲンベック(Karl Hagenbeck)

[1844~1913]ドイツ動物調教師。1907年ハンブルク市に、自然を模した環境の中で放し飼いにする方式動物園開設。サーカス団長としても知られる。

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精選版 日本国語大辞典 「ハーゲンベック」の意味・読み・例文・類語

ハーゲンベック

(Carl Hagenbeck カール━) ドイツの動物調教師、サーカス興行師。動物の飼育と収容方法を改善し、自然の生活状態に近づけるように努め、一九〇七年、ハンブルク市郊外に世界最初の無柵放養式動物園を開設した。著「動物と人間について」。(一八四四‐一九一三

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百科事典マイペディア 「ハーゲンベック」の意味・わかりやすい解説

ハーゲンベック

ドイツの動物園長,調教師,サーカス団長。動物が好きで,サーカス団を作ってヨーロッパ各地を巡回。動物の訓練に,愛情忍耐をもって仕込むジェントルトレーニングを採用した。1907年にハンブルク郊外のシュテリンゲンに放養式のハーゲンベック動物園を開設,この動物園は動物地理学的展示法によるアフリカ動物パノラマなどで知られ,初期の日本の動物園に大きな影響を与えた。

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367日誕生日大事典 「ハーゲンベック」の解説

ハーゲンベック

生年月日:1844年6月10日
ドイツの動物園経営者
1913年没

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