改訂新版 世界大百科事典 「ハンマープルクシュタル」の意味・わかりやすい解説
ハンマー・プルクシュタル
Joseph Freiherr von Hammer-Prugstall
生没年:1774-1856
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…16世紀のビュズベクOgier Ghiselin de Busbecq(1522‐99),17世紀のリコーPaul Rycaut(1628‐1700),18世紀のドーソンIgnatius Muradgea D’ohsson(1740‐1807)らの報告・研究があげられる。しかし,トルコ学を近代的学問の基礎の上に築いたのは,オーストリアの外交官・東洋学者ハンマー・プルクシュタルであった。彼が年代記や古文書のトルコ語史料を駆使して書き上げた《オスマン帝国史》は,今日なお利用価値をいささかも失っていないばかりか,このほかに,《キプチャク・ハーン国史》《イル・ハーン国史》《クリム・ハーン国史》などをも著し,トルコ学・モンゴル学の創始者となった。…
※「ハンマープルクシュタル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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