ハンマークラビーア(読み)はんまーくらびーあ

世界大百科事典(旧版)内のハンマークラビーアの言及

【ピアノ】より

…またハープシコードが爪状のプレクトラムで弦をかき鳴らす撥弦楽器であるのに対して,ピアノはハンマーで弦を打つ打弦楽器である。ハープシコードと区別するために,18世紀後半から19世紀初頭のドイツでは,ピアノをとくにハンマークラビーアHammerklavierとも呼んだ。ハープシコードではストップの操作によって音量が階段状に変化した(テラス状強弱法)のに対して,ピアノは打鍵の強さによって音量を急激にも漸次的にも自由に変えることができる。…

※「ハンマークラビーア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」