ハニーポット(読み)はにーぽっと

デジタル大辞泉 「ハニーポット」の意味・読み・例文・類語

ハニーポット(honeypot)

蜂蜜はちみつつぼの意》コンピューターネットワーク上で、意図的に、悪意ある攻撃を受けやすいよう設定したコンピューターや機器のこと。クラッカーをおびき寄せたり、コンピューターウイルスふるまいを調査したりするおとりとして用いられる。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「ハニーポット」の解説

ハニーポット

インターネットからLANへの不正侵入の実態を把握するために、おとり調査のような形で不正侵入者行動を記録するシステム。たとえば、いくつかのセキュリティホールを残した「甘い罠」となるサーバーをインターネット上に用意し、侵入者がこのサーバーにアクセスしてきたら、どんな行動を取ったのかをすべて記録して対策防御に役立てる。

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情報セキュリティ用語辞典 「ハニーポット」の解説

ハニーポット

不正アクセスの手口調査、不正アクセス者特定のためのおとりシステム。

出典 教育ネットワーク情報セキュリティ推進委員会(ISEN)情報セキュリティ用語辞典について 情報

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