ハゲタカ

改訂新版 世界大百科事典 「ハゲタカ」の意味・わかりやすい解説

ハゲタカ (禿鷹)

ともに腐肉食であるタカ目コンドル科のコンドル類,あるいはタカ科ハゲワシ類に用いられる通称。鳥学上はハゲタカの名のつく鳥はなく,英語のvultureは,旧世界ではハゲワシ,新世界ではコンドルと呼ぶのが正しい。両者生態形態も似るが,分類学上はやや縁が遠い。なお,ハゲワシもコンドルもともに死体に群がって腐肉を食べる鳥であることから,私利私欲のために弱者を食い物にする悪者のたとえにも使われる。
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デジタル大辞泉プラス 「ハゲタカ」の解説

ハゲタカ

①真山仁による経済小説、またそのシリーズ名。2004年刊行。シリーズはほかにバイアウト(ハゲタカIIに改題)、レッドゾーンシンドロームなどがある。
②①を原作とする日本のテレビドラマ。放映はNHK(2007年2月~3月)。全6回。脚本:林宏司。音楽:佐藤直紀。出演:大森南朋、柴田恭兵、栗山千明ほか。放送文化基金賞、ギャラクシー賞など国内で数多くの賞を受賞したほか、第一話は第50回イタリア賞(シリーズドラマ部門)を受賞している。映画化作品(2009年公開)もある。
③①を原作とする日本のテレビドラマ。放映はテレビ朝日系列(2018年7月~9月)。出演:綾野剛、渡部篤郎、沢尻エリカほか。経済ドラマ。

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FX用語集 「ハゲタカ」の解説

ハゲタカ

企業買収を仕掛ける際に、対象企業株式社債などが安くなっているタイミングを狙って買収し、その企業の経営に深く関与して企業価値を高めた後に売却することで、高い利回りを獲得することを目的としたファンドのことを皮肉るときに使う俗語。ハゲタカ(禿鷹)が獲物を捕らえやすいよう、その獲物の体力が弱っているときを狙うことに由来した言葉。「ハゲタカ・ファンド」とも呼ばれております。

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百科事典マイペディア 「ハゲタカ」の意味・わかりやすい解説

ハゲタカ

コンドル

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハゲタカ」の意味・わかりやすい解説

ハゲタカ
はげたか

ハゲワシ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハゲタカ」の意味・わかりやすい解説

ハゲタカ

ハゲワシ」のページをご覧ください。

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