ハイ(読み)はい

精選版 日本国語大辞典 「ハイ」の意味・読み・例文・類語

ハイ

[1] 〘語素〙 (high) 高さや程度が高い、また、主要である、大きいなどの意で、他の外来語と複合して用いる。「ハイジャンプ」「ハイスクール」など。〔外来語辞典(1914)〕
[2] 〘名〙 (形動) 感情気分が高揚したさま。「ハイになる」「ランナーズハイ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ハイ」の意味・読み・例文・類語

ハイ(high)

[名・形動]
感情・気分が高揚していること。興奮していること。また、そのさま。「ハイな気分になる」
多く、複合語の形で用い、位置・程度が高いこと、数量が多いことなどを表す。「ハイネック」「ハイグレード」「ハイスピード」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「ハイ」の解説

ハイ
はい

漢字表記地名「波恵」のもとになったアイヌ語に由来する地名。コタン名のほか河川名としても記録されている。当地一帯は近代に入って波恵はえ村に包含された。仮名表記は「ハイ」が多いが、古くは「はゐ」(蝦夷談筆記)、「はえ(蝦夷蜂起)などと記されている。「ハ井」(観国録)もみられる。漢字表記は「波恵」(野作東部日記)がある。語義については「本名アイにて蕁麻多き義」(板本「東蝦夷日誌」)、「ハヱハ草ノ名ナリ糸ニトル草ナリトソ此草多クアル故ノ名」(野作東部日記)とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハイ」の意味・わかりやすい解説

ハイ
はい
[学] Calliophis japonicus boettgeri

爬虫(はちゅう)綱有鱗(ゆうりん)目コブラ科のヘビ。有毒種で、徳之島沖縄島やその周辺離島に分布する。全長約40センチメートル。形態は別亜種のヒャン同様で細長いが、色彩が異なる。平地にもみられるが、山地や林縁部に比較的多い。

[新城安哲]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハイ」の意味・わかりやすい解説

ハイ
Al-Hayy

イラク東部,ワーシト県の町。県都クートの南南東約 50km,チグリス川分流でユーフラテス川に注ぐガッラーフ川沿岸に位置する。付近は沼沢地が多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のハイの言及

【アルメニア人】より

…イラン,トルコ,カフカスが接するアルメニア地方の住民。自称はハイHay。形質はコーカソイド人種のアルメノイド型で,インド・ヨーロッパ語族のアルメニア語を話す。…

※「ハイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android