ハイライト

精選版 日本国語大辞典 「ハイライト」の意味・読み・例文・類語

ハイ‐ライト

〘名〙 (highlight)
絵画写真で、最も明るく見える部分や白色部分。⇔シャドー
※へぼ胡瓜(1921)〈岡本一平〉一五「つひこの間も夫人肖像を頼まれてその鼻の先の高光(ハイライト)を当てるのに真珠色にした」
② 最も興味をそそる部分や場面。スポーツ・放送番組・演劇などの見せ場や、催し物などの呼び物。圧巻
無人境コスモポリタン(1950)〈林達夫〉「時代のハイライトにある時々刻々めまぐるしく進展する『時局的』問題には、実はそれほど興味がありません」

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デジタル大辞泉 「ハイライト」の意味・読み・例文・類語

ハイライト(highlight)

絵画・写真などで、最も明るく見える部分。
最も興味を引く部分・場面。映画・演劇の見せ場や、行事・催し物などの呼び物。「今年のニュースハイライト」「オリンピックハイライトシーン」
[類語]さわり見せ場正念場見せ所見所決め所圧巻すい精髄精粋神髄第一エッセンスエキス

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デジタル大辞泉プラス 「ハイライト」の解説

ハイライト

JT製造、販売するタバコブランド、また、その商品名。1960年6月、販売開始。タール17mg、ニコチン1.4mg、20本入り。「ハイライト」ブランドとして、ほかにメンソールタイプがある。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「ハイライト」の解説

ハイライト

画面一部を明るく表示すること。たとえば、ワープロなどで、選択部分を示す場合がある。DTPでは写真原稿や画像の明るい部分を指す語として用いられる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハイライト」の意味・わかりやすい解説

ハイライト
highlight

絵画用語。特にデッサンで,光の当った明るい部分を白のチョークあるいは絵具で浮立たせる技術をいう。

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世界大百科事典(旧版)内のハイライトの言及

【タバコ(煙草)】より

… 日本経済が高度成長期に入るのとほぼ時を同じくして,日本のタバコ事業は急速に近代化を進め,一大飛躍をとげた。60年のフィルター付きタバコ〈ハイライト〉の登場が,タバコの消費革命をひき起こした。除骨葉方式と高速巻上機に代表される技術革新は,タバコの製造工程を一新するとともに,タバコ工場の合理化をおし進めた。…

※「ハイライト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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