ノートルダムドパリ

デジタル大辞泉 「ノートルダムドパリ」の意味・読み・例文・類語

ノートルダム‐ド‐パリ(〈フランス〉Notre-Dame de Paris)

ユゴー長編小説。1831年刊。15世紀末のパリノートルダム大聖堂舞台に、ジプシー娘をめぐる副司教・青年警備隊長・鐘つき男の愛の確執悲恋を描く。ノートルダムのせむし男。

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精選版 日本国語大辞典 「ノートルダムドパリ」の意味・読み・例文・類語

ノートルダム‐ド‐パリ

[一] (Notre-Dame de Paris) パリのセーヌ川シテ島にあるキリスト教寺院。創建は五世紀にさかのぼるとされ、現存の建物は一一六三年に着工、一一八二年(内陣部)から一二三五年(塔)にかけて完成。その後も付帯工事が行なわれ、一四世紀初期に脇祭室が増設された。フランス初期のゴシック建築の代表作。ノートルダム大聖堂。ノートルダム。
[二] (原題Notre-Dame de Paris) 長編小説。ユゴー作。一八三一年発表。ジプシー(ロマ)の娘エスメラルダをめぐるノートルダム寺院の副司教と鐘つき男の愛欲の確執がもたらす、悲劇的運命を描く。

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