ノースダコタ

精選版 日本国語大辞典 「ノースダコタ」の意味・読み・例文・類語

ノース‐ダコタ

(North Dakota) アメリカ合衆国の州の一つカナダとの国境に接する。州都ビスマーク。小麦ライムギアマなどを産出する農業州。

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改訂新版 世界大百科事典 「ノースダコタ」の意味・わかりやすい解説

ノース・ダコタ[州]
North Dakota

アメリカ合衆国中西部の州。略称N.Dak.,N.D.。連邦加入1889年,39番目。面積17万8647km2,人口67万2591(2010)。州都ビズマーク,最大都市ファーゴ。州南西部は1803年のルイジアナ購入によって,残りのカナダに接する北東部は1818年の条約で合衆国領となった。ダコタとはスー族語で〈友人〉を意味する。大草原の卓越する州で山地はほとんどなく,ミズーリ川が州西部から南部へかけて流れる。湿潤大陸性気候とステップ気候の漸移地域。準州時代から〈ダコタ小麦〉で知られ,小麦(全米3位,1980)とくに春小麦,大麦(2位),ライ麦亜麻の栽培や肉牛,羊,豚の飼育が盛んである。冬はきわめて寒く,テレビなどの気象番組には,しばしば,アメリカで最も寒い場所としてこの州内の地名が登場する。ノルウェーとドイツからの移民が多いが,州都ビズマークは,資本と移民を誘致するためドイツの宰相ビスマルクの名をつけたものといわれる。1951年には州北西部タイオーガ近くで石油が発見され,以後鉱業の中心となっている。
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デジタル大辞泉プラス 「ノースダコタ」の解説

ノースダコタ

《North Dakota》アメリカ海軍戦艦デラウェア級の弩級戦艦。船体識別番号はBB-29。1908年進水、1910年就役。1923年退役、予備役となる。1931年、スクラップとして売却

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