百科事典マイペディア 「ノバヤ・ゼムリャ[島]」の意味・わかりやすい解説 ノバヤ・ゼムリャ[島]【ノバヤゼムリャ】 ロシア,北極海上の島。バレンツ海とカラ海の間にある。南北に細長く,ごく狭い水路で南北の2島に分けられ,多くの付属小島を含む。石炭,銅などの鉱産がある。8万3000km2。北部は大部分氷河におおわれている。最高点は標高1547m。1956年核実験場に指定され,島民全員がよそへ移住させられた。1961年には最大規模の水爆実験が行われ,深刻な放射能汚染を引きおこした。付近の海は禁漁区となっている。→関連項目バレンツ海 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報