世界大百科事典(旧版)内のヌガナサンぞくの言及
【ガナサン族】より
…ロシア最北端のタイミル半島に住むトナカイ狩猟・飼育民。人口900(1979)。かつてはタウギ族またはタウギ・サモエード族と呼ばれた民族で,日本ではヌガナサン族とも表記される。ウラル語族サモエード語派の北方群に属するガナサン語を話す。タイミル半島は,野生トナカイが旧大陸で最も多く生息するため,ガナサン文化はトナカイ狩猟を基盤としており,カリブー・エスキモーの文化と対比することができる。サモエード諸族【井上 紘一】…
※「ヌガナサンぞく」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」