ニンテンドーDS
にんてんどーでぃーえす
2004年(平成16)12月に発売された任天堂の携帯型ゲーム機。本体は折りたたみ式で上下二つの画面をもち(DSはDouble ScreenあるいはDual Screenの略とされる)、画面やモードを切り替えずにゲームを進められることが特徴。音声認識のほか、付属のタッチペンやタッチストラップ、指などで画面に直接触れて操作することもできる。また、料理のレシピ集や家計ダイアリー、脳の機能低下を防いだり英語力を鍛えるという各種トレーニング、マジック、電子辞書など、幅広い層が楽しめるゲーム以外のソフトウェア群「Touch! Generations(タッチ・ジェネレーションズ)」発売により、それまでゲームに無関心だった層を取り込み、ゲーム人口を拡大することに成功した。2007年12月までの累計販売台数は2110万台で、この時点で国内でもっとも売れたゲーム機である。
[編集部]
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知恵蔵
「ニンテンドーDS」の解説
ニンテンドーDS
任天堂が2004年11月に発売した携帯ゲーム機。折り畳み型のボディーに、表示専用液晶画面と、タッチセンサーを備える液晶画面の2つを組み込んだ形状が特徴。「ボタン操作」にこだわらないペン操作や音声入力を生かしたゲームが楽しめる。無線LAN機能を内蔵、簡単な操作で世界中の人々と対戦することも可能だ。当初は同時期発売のライバル「PSP」と同レベルの売れ行きであったが、05年5月、「脳を鍛える大人のDSトレーニング」を発売、これが幅広い年齢層に売れ続けたところからブームに火が付き、08年現在では、据え置き型を含め、最も売れているゲーム機となっている。07年9月現在、全世界で5364万台を出荷した。近年は、06年3月に発売した、「ニンテンドーDS Lite」が主力製品。初代機に比べ液晶画面が明るく、本体が小型化されているのが特徴。
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報
ニンテンドーDS
任天堂の最新携帯型ゲーム機。発売は2004年12月。上下に2枚の液晶パネルをそなえ、同時に2つの視点からゲームを楽しめる他、下側の画面はタッチパネルとしても利用できる。また、IEEE802.11および独自プロトコルの2方式によるワイヤレス通信機能もそなえている。専用ソフトだけでなく、ゲームボーイアドバンス用のソフトも利用できる。
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デジタル大辞泉
「ニンテンドーDS」の意味・読み・例文・類語
にんてんどう‐ディーエス〔ニンテンダウ‐〕【ニンテンドーDS】
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