百科事典マイペディア 「ニューヨーク[州]」の意味・わかりやすい解説 ニューヨーク[州]【ニューヨーク】 米国北東部の州。略称NY。〈エンパイア・ステート〉とも呼ばれる。南端は大西洋,北はカナダ,北西はオンタリオ湖,エリー湖に面する。東部を走るアパラチア山脈の末端は,モホーク川によってアディロンダック,キャッツキル両山塊に分かれ,その東をハドソン川が南流。全体に氷食を受け氷河湖が多い。近郊農業が行われ,リンゴ,ブドウ,イチゴ,オウトウなどの果実や,メープルシロップ,鶏卵を産する。ニューヨーク市を中心に諸工業が発達,ロチェスター,バッファローは鉄鋼など重工業の中心。1604年オランダ領,1664年英領。独立13州の一つ。1788年連邦加入。州都オルバニー。最大都市ニューヨーク。12万2057km2。1974万6227人(2014)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
世界大百科事典 第2版 「ニューヨーク[州]」の意味・わかりやすい解説 ニューヨーク[州]【New York】 アメリカ合衆国北東部の州。略称N.Y.。独立13州の一つで,連邦加入1788年,11番目。面積12万8401km2,人口は1818万(1996)で全米第3位。州人口は1810年以来第1位であったが,1960年代にカリフォルニア州にその座を譲り,90年代初めにはテキサス州にも追い越された。州都オルバニー,最大都市ニューヨーク。州名は1664年以後,オランダからイギリスへ支配が移ったときに,のちのイギリス王ジェームズ2世となったヨーク公の名をとって命名された。 出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報