ニュース・キャスター(読み)にゅーすきゃすたー(英語表記)news caster

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ニュース・キャスター」の意味・わかりやすい解説

ニュース・キャスター
にゅーすきゃすたー
news caster

テレビあるいはラジオで、個性を前面に出しながらニュースを読む人。そのなかで若干の意見やコメントをつけるという点が、アナウンサーと大きく異なっている。日本のテレビで初めてニュース・キャスターが登場したのは、1962年(昭和37)10月から開始された「TBSニュースコープ」で、このときのキャスターは田英夫(でんひでお)(1923―2009)、戸川猪佐武(いさむ)(1923―1983)であった。その後、各局でもキャスターを起用したニュースの時間を設定し、キャスターは一種のタレントのようなイメージをもたれるようになった。しかしニュースすべてがキャスターによって紹介されているのではなくて、夕方とか夜の定時ニュースには、アナウンサーによる「読み」のスタイルのニュースも多い。

[田村穣生]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「ニュース・キャスター」の解説

ニュース・キャスター

英国の作家ボブ・ラングレーのサスペンス小説(1995)。原題《Prime Force》。

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