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「ニュージャージー[州]」の意味・わかりやすい解説
ニュージャージー[州]【ニュージャージー】
米国北東部,大西洋岸の州。略称NJ。南部は海岸平野,北部は堆石の多い丘陵地帯。西部州境をデラウェア川が流れる。大都市をひかえ酪農,近郊農業が盛んでジャガイモ,トマト,アスパラガス,リンゴなどの生産が多い。金属,石油,自動車,造船,化学,食品加工などの工業も盛ん。ケイ砂の産がある。大西洋岸は海水浴場で名高い保養都市が多い。17世紀にオランダ人が入植したが,1664年英国の勢力下に入る。独立13州の一つで,1787年に連邦加入。州都トレントン。最大都市ニューアーク。1万9047km2。893万8175人(2014)。
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世界大百科事典 第2版
「ニュージャージー[州]」の意味・わかりやすい解説
ニュージャージー[州]【New Jersey】
アメリカ合衆国大西洋岸中部の工業州。略称N.J.。独立13州の一つで,連邦加入1787年,3番目。面積2万0295km2,人口799万(1996)。州都トレントン,最大都市ニューアーク。州名はイギリス植民地時代の知事の出身地がイギリス,ジャージー島であったことによる。北部はアパラチア山脈東麓,丘陵性のピードモント台地で一帯に湖が多く,中南部は低平なコースタル・プレーン(海岸平野)で,大西洋岸には砂州や潟湖が連続する。
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