ニナ(読み)にな(英語表記)Nina

日本歴史地名大系 「ニナ」の解説

ニナ
にな

漢字表記地名「荷菜」のもとになったアイヌ語に由来する地名。コタン名のほか河川名や山名としても記録されている。当地一帯は近代に入り荷菜にな村に包含された。仮名表記は「ニナ」以外はみられない。漢字表記は「蜷」(野作東部日記)がある。「戊午日誌」(沙留誌)は語義について「其名義しれず。恐らくは木多きよりして号しもの也と思はる」と記し、また続けて「其名義は昔し海嘯の時テツクヒと云比目魚が此処まで上り来りしによつて号とかや。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニナ」の意味・わかりやすい解説

ニナ
Nina

バビロニア神話女神大洋の神エアの娘。ニナは「水の奥方」を意味する。泉と川の女神で,ニネベ (古くはニスア) の守護神彼女には魚の犠牲が供えられ,標徴として魚を泳がせた壺を持つ。イナンナとしばしば混同され,アッシリア時代にはイシュタルと合体した。穀物神ニサバはニナの妹である。

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デジタル大辞泉プラス 「ニナ」の解説

ニナ

《Nina》フランスファッション香水ブランド、ニナ・リッチのフレグランス。1987年発表。ブランド創始者のロベール・リッチが生前に手がけた最後の香水。2006年に香り、ボトルともリニューアルしたセカンドバージョン発売

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