ナータン(読み)なーたん

世界大百科事典(旧版)内のナータンの言及

【賢者ナータン】より

…1779年発表。第3次十字軍(1189‐92)の和議が成立したエルサレムを舞台にとり,ユダヤの豪商,賢者ナータンとイスラム世界の名君サラディン(サラーフ・アッディーン)との問答(3幕7場)および旧約聖書のヨブを思わせるナータンの試練の物語(4幕7場)を二つの核として構成。あらゆる宗教の本質を神への絶対的な帰依と,隣人のための積極的な活動に求め,既成宗教の相対性とそれに伴う寛容の必然性を説く。…

※「ナータン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android